【封印再々委託】とは？｜他県に車両を持ち込まずにナンバー変更する方法

2021年8月3日2025年2月9日

この記事を読むとわかること！

✅ 行政書士の封印再々委託とは
✅ 行政書士の封印再々委託の流れ

「自動車を陸運局に持ち込まずにナンバープレートの変更を行うってどういうこと？」と思われる方もいらっしゃると思います。

例えば、千葉県に住む方が愛知県のディーラーから中古自動車を購入し、名古屋ナンバーから千葉ナンバーに変更する場合、通常であれば自動車を千葉の運輸支局（陸運局）まで持ち込む必要があります。

そこで、丁種会員の行政書士による『封印再々委託』を利用することで、車両を持ち込まずに、他県ナンバーに交換をすることが可能です。出張封印については、行政書士の出張封印についても合わせてご参照ください。

こちらでは『封印再々委託』について、千葉市林行政書士事務所が解説いたします。

行政書士の丁種再々委託

丁種会員の行政書士とは、簡単に言うとナンバープレートの封印業務ができる行政書士です。その行政書士が、他の丁種会員行政書士に封印業務を委託することを再々委託と言います。

例えば、千葉県の丁種会員の行政書士である私が受領した封印の施封を、一定の要件を備える愛知県の丁種会員の行政書士に委託し、愛知県にある自動車に封印をしてもらうという制度です。

例えば、愛知県のディーラー様が千葉県の方に自動車を売却し、千葉県の運輸支局に持ち込まずに愛知県でナンバーを取り付ける（愛知県で納車）というような場合です。

この場合には、当事務所から愛知県の丁種会員行政書士事務所に封印を委託します。

※封印をしていただく行政書士の選定は、ディーラー様でご手配いただくか当事務所が手配いたします。

例えば、千葉県内のディーラー様が和歌山県の方に自動車を売却し、和歌山県の運輸支局に持ち込まずに千葉県でナンバーを取り付ける（千葉県で納車）というような場合です。

この場合には、和歌山県の丁種会員行政書士事務所から当事務所に封印を委託していただきます。なお、千葉県行政書士会は千葉県の他に、東京都・神奈川県・埼玉県・茨城県の運輸支局と契約済みです。

※名義変更をしていただく行政書士につきましては、ディーラー様で手配いただくか当事務所が手配いたします。